隈取りとまつげエクステ

歌舞伎の隈取りは、初代市川團十郎が始めたという由緒あるメイク法です。白塗りの顔に赤で大胆に描いていくのですが、注意して見ると、目を強調していることがわかります。日本人の細い眼をどうしてここまで強調したのか、細いからこそ大きく見せる必要があったのかなど、興味の湧くところです。まつげエクステは、目の部分の中でもとりわけまつげに注目させる技術です。しかも、隈取りや付けまつげのように、わたしは描いていますよ、付けていますよというあからさまな方法ではなく、自分のまつげを延長させることで、自然な流れの毛足の長いまつげを実現させているのです。まつげエクステは、まつげをはっきりさせることによって、その奥の視線にインパクトを与えています。瞬きするごとに動くまつげが、揺れるのれんのように、その向こうにある眼差しを見せたり隠したりしながら、その魅力へと誘い込んでいきます。まつげエクステは手術ではありませんから、自前のまつげをそのまま利用しながら、簡単に目元に力を与えてくれます。装着している側も、まつげが長くなったからといって、その分視界が遮られる訳ではありませんから、車を運転していても安全ですし、第一こんな説明をすること自体が半分冗談であることはわかっていただけると思います。

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このページは、adminが2009年7月16日 22:07に書いたブログ記事です。

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